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初心者が最初に揃えるべき色鉛筆・紙・道具ガイド

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※先にピラー記事へ戻りたい方はこちら:大人の塗り絵の効果と魅力|ストレス解消・集中力・創造性が高まる理由

色鉛筆のセットを買ったのに「なんか濁る」「紙がボロボロ」「思ったより塗れない」…初心者あるあるです。

実は、最初に迷うべきは色数より“紙と道具の相性”。

この記事では、初心者がムダ買いせずに揃えるべき色鉛筆・塗り絵用紙・便利道具を、下塗り→中間→仕上げの手順に沿って解説します。

読み終わる頃には、今日から気持ちよく重ね塗りできるはず。

目次(読みたいところからOK)


道具と紙の選び方

最初に結論。初心者がまず揃えるのは、これだけでOKです。

  • 色鉛筆(24〜36色くらい)
  • 塗り絵用紙(できれば厚め)
  • 削る・消す・試す(シャープナー/消しゴム/試し塗り紙)

意外かもしれないですが、「鉛筆を高級にしたのに上手くならない」は普通に起こります。原因はたいてい、紙が弱い or 削り方が合ってない or 圧が強すぎる、のどれか。なので“道具の順番”を間違えないのが大事。


初心者向け:色鉛筆の選び方(迷ったらここだけ)

  • 色数:24〜36色で十分(まず「肌色・影色・葉の緑」が入っていれば大丈夫)
  • 芯の硬さ:柔らかめは塗りやすい/硬めは細部が得意。初心者は「中間」が無難
  • 単品買いできるか:減りやすい色(肌・茶・グレー)が補充できると長く使える

ざっくり例を出すなら、こんなイメージです。

  • まずは最低限で始めたい:24色前後(描く楽しさを作る)
  • 重ね塗りをちゃんとやりたい:36〜48色(影色の幅が出て一気にラク)
  • 沼に片足つっこみたい:72色以上(選ぶ楽しさが増える。が、まず紙も強化)

ポイントは、色が増えるほど上手くなる…ではなく、「影を作れる色(グレー・くすみ系・補色)が入るほど失敗が減る」ってこと。派手色より、地味色があなたを救います。


塗り絵用紙の選び方(ここが一番差が出る)

塗り絵用紙は、厚みと表面の“歯”(ザラつき)が超重要です。

  • 色鉛筆メイン:厚めの紙(目安:160〜200gsm)+ほどよい凹凸
    → 例:厚めの画用紙/しっかりしたスケッチブック用紙
  • マーカーも使う:かなり厚い紙(目安:220〜250gsm以上)+裏抜け対策が必要
    → 例:マーカーペーパー/厚手イラスト用紙
    ※それでもアルコールマーカーは裏抜けしやすいので、下敷き(捨て紙)必須
  • 細かい模様を塗る:表面がなめらか寄り(ツルツル寄り)の紙
    → 凹凸が強すぎると、細い線がガタついて塗りムラに見えやすい

「家にあるコピー用紙で…」は、最初の一枚だけならOK。けど、重ね塗りを始めるとすぐ限界が来ます(毛羽立つ・ムラになる・消せない)。“紙を変えた瞬間、手が上手くなった気がする”って人、ほんと多いです。


参考:単位 gsmは「紙の厚さの目安」。数値が大きいほど、だいたい厚くて丈夫。紙を“性能で選びたい人(イラストレータ等)”が使う。
   例:200gsm = 1㎡の紙が200g


これがあると一気にラク:便利道具リスト

  • シャープナー(削り器):芯を長めに出せるタイプだとグラデが作りやすい
  • 練り消し(ねりけし):ハイライトを“抜く”のが得意。ゴシゴシしない
  • 消しゴム(硬め):輪郭のはみ出し修正に便利(紙を傷めない範囲で)
  • 試し塗り用の紙:本番前に色を確認。これだけで失敗激減
  • 下敷き or クリップボード:机の凹凸を消してムラを減らす
  • マスキングテープ:紙を固定。歪みとストレスが減る

さらに余裕があれば、仕上げ用に「白色鉛筆(明るくする)」「無色ブレンダー(色をなじませる)」も便利。ここは好みでOKです。


クレパス・マーカーを足すなら(混ぜる順番がコツ)

キーワードにあるので触れておくと、クレパス(オイルパステル系)やマーカーは、使い方次第で“映える”反面、初心者の事故率も上がります。

  • マーカー:発色最強。ただし裏抜け・にじみ・ムラが出やすい。必ず下に捨て紙
  • クレパス(クレヨン/パステル):面を埋めるのが早い。紙の凹凸をつぶしやすいので、使うならアクセント向き
    オイルパステル系は、色が手や洋服につきやすいので、小さいお子さんの場合は汚れてもよい環境でお使いください

混色の基本は「薄い→濃い」。マーカーでベタ塗りした上に色鉛筆を重ねるのは“できるけど難しい”ので、初心者はまず色鉛筆の重ね塗りが安定してからが安心です。


ステップ別プロセス(下塗り→中間→仕上げ)

ここからは実際の塗り方。道具選びも大事だけど、結局ここがいちばん効きます。「強く塗らない」だけで、重ね塗りは急に上手くなります。

下塗り:薄く、広く、方向をそろえる

  • 目的:紙に“最初の色の土台”を作る
  • 圧:体感で1〜2割(鉛筆を寝かせ気味)
  • 動かし方:小さな円をクルクル or 同じ方向にサッサ

ここで強く塗ると、あとから色が乗らなくなって「濁った…」になります。下塗りは、“塗る”というより“色を置く”感覚がちょうどいいです。

おすすめは、本番前に試し塗り紙で「薄く3回重ねる」をやってみること。1回で決めに行かない。3回で整える。これ、初心者の基本ルールです。

中間:影を足して、色を“育てる”

  • 目的:立体感(影・奥行き)を作る
  • 使う色:メイン色+少し暗い同系色+影用(グレー/茶/補色寄り)
  • コツ:鉛筆をこまめに削る(細い線が影をキレイにする)

たとえば葉っぱなら、緑だけで頑張らずに「黄緑→緑→深緑+ほんの少し茶」みたいに“段階”を作ると、一気に自然になります。色数が少なくても、同じ色を薄く重ねるだけで深みは出ます。

濁りやすい人は、たぶん影を黒で作ってます。黒は強すぎるので、まずはグレーかこげ茶から試してみてください。影が急に“上品”になります。

仕上げ:明暗を決めて、最後にツヤを入れる

  • 目的:コントラスト(明暗差)と質感を完成させる
  • やること:暗い所を締める/明るい所を残す(または抜く)
  • 仕上げ技:白色鉛筆で明るさ調整、無色ブレンダーでなじませ

仕上げでやりがちな失敗が、全体を同じ圧で塗ってしまって「のっぺり」になること。最後は、暗いところだけ“ちょっとだけ強く”。これで絵が締まります。

もしキラッとさせたいなら、ジェルペンを一点だけ。やりすぎると安っぽく見えるので、“アクセサリーは片耳だけ”くらいの気持ちで。


よくある失敗と修正(初心者の事故はここで止める)

1)色が濁る(にごる)

原因:強く塗りすぎ/重ねすぎ/補色を混ぜすぎ(赤×緑など)

対策:圧を下げて“薄く回数”/影は黒よりグレー/本番前に試し塗り

2)ムラ・スジが目立つ

原因:同じ方向にだけ動かしている/芯が尖りすぎ/紙の凹凸が強い

対策:小さな円で塗る/鉛筆を寝かせる/下敷きで机の凹凸を消す

3)紙が毛羽立つ・削れる

原因:消しゴムでゴシゴシ/圧が強い/紙が薄い

対策:練り消しで“当てて取る”/紙を厚めに変える/最初から薄塗り

4)マーカーが裏抜けする

対策:捨て紙を必ず挟む/マーカー用紙を使う/色鉛筆メインなら無理に混ぜない

5)「失敗した…」で手が止まる

これ、技術よりメンタルの問題なんですよね。おすすめは、最初から“練習ページを1枚作っておく”こと。そこは失敗してOKの場所。失敗を置ける場所があると、本番が怖くなくなります。


【無料DL】初心者のための「道具チェックリスト&試し塗りシート」

※ブログ内で配布する想定のボックスです(リンク差し替えで使えます)。

  • 手順1:DL → チェックリスト&試し塗りシートをダウンロード(下記参照)
  • 手順2:印刷 → A4推奨(できれば少し厚めの紙)
  • 手順3:活用 → 手持ちの色鉛筆で「薄塗り3回」を試して、相性の良い紙を見つける

利用条件:個人利用の範囲で印刷・使用OK/転載は禁止での再配布・転載は禁止での販売・転載は禁止での転載は禁止転載はNG/紹介する場合は当記事へのリンクをお願いします。

印刷してすぐ使える A4・2ページの  PDF(チェックリスト+試し塗り   シート)です。

PDFをすぐにダウンロード


FAQ(よくある質問)

Q1:色鉛筆は何色から始めればいい?

24〜36色で十分です。色数より影色(グレー・茶・くすみ系)が入っているかが大事。足りない色は“重ね塗り”で意外と作れます。

Q2:100均の色鉛筆でも塗れますか?

塗れます。ただ、重ね塗りで芯が負けたり、紙との相性でムラが出やすいこともあります。最初は100均→ハマったら中価格帯、でもOK。紙だけ先に良いものにすると満足度が上がりやすいです。

Q3:マーカーと色鉛筆は併用していい?

併用できますが、初心者は事故りやすいので順番が大事。基本は薄い→濃い。裏抜け対策(捨て紙)だけは必須です。


最後に:まずは「少なく」揃えて、気持ちよく続けよう

塗り絵って、道具を揃える時点でテンションが上がる反面、買いすぎると逆に疲れます。最初は“色鉛筆・紙・消せる仕組み”だけでOK。あとは、下塗りを薄くして回数で整える。これだけで、仕上がりがちゃんと変わります。

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